第42回 地方県会議を開催しました
令和7年10月2日(木)、千葉市中央区の京成ホテルミラマーレにおいて、一般社団法人全国測量設計業協会連合会関東地区協議会「第42回地方県会議」が関東甲信8県の測量設計業協会役員が集い、開催されました。

開会にあたり、当協会の横打研会長の開催県挨拶に続き、関東地区協議会の千葉二会長より主催者挨拶が行われました。
また、来賓代表として、全国測量設計業協会連合会 藤本祐二会長よりご挨拶を頂戴いたしました。



その後、講演会では、関東地区の行政関係者や専門家を講師に招き、時宜にかなったテーマで講演が行われました。
- 「関東地方整備局の最近の話題」
国土交通省関東地方整備局 橋本雅道局長より、近年の災害対応やインフラの老朽化対策、DX推進など、関東地方整備局が取り組む最新施策について説明がありました。 - 「高さとは? ~標高成果の改定について~」
国土地理院関東地方測量部 石山信郎部長からは、標高の定義や、今年度から導入された標高成果の改定についてなど、今後の測量業務に大きく関わる制度改定について詳しい解説がなされました。 - 「千葉の目指す県土づくり ~半島性を克服するインフラ整備~」
千葉県県土整備部 四童子隆部長より、千葉県は半島性を克服するために道路整備や海岸保全、災害対策など、千葉県が進めるインフラ整備の方針と今後の展望について紹介されました。 - 「日本は再生できるのか ―悲しむべき政治の惨状―」
(一社)全日本建設技術協会 大石久和会長による講演では、人口減少やインフラ更新の遅れといった国土政策の課題を取り上げ、経済政策についての課題を指摘し、持続可能な社会基盤づくりの重要性を説かれました。




講演後は、関東地区協議会の各委員会での活動報告、経営実態に関する調査結果、各県の3D測量活用事例等の報告がありました。


全ての講演と委員会報告を終え、第42回地方県会議は盛会のうちに幕を閉じました。
会議終了後は、同ホテル16階「イルミラマーレ」にて懇親会が催され、千葉県副知事 高梨みちえ様、千葉県議会議員 酒井茂英様にもご臨席いただき、ご挨拶を頂戴いたしました。
各県の会長や理事が一堂に会し、日頃の取り組みや業界の課題などについて意見を交わし、交流を深める有意義な時間となりました。


