ちば測協 第13回 県民講座を開催しました
令和7年4月17日(木)に『地震・気象・未来』と題し、『第13回県民講座』を開催しました。

ちば測量会長 横打 研

千葉県県土整備部 災害・建設業担当部長 角田 秀樹 様
開講にあたり、当協会の横打会長の挨拶ののち、ご後援を戴いている千葉県の角田部長からもご挨拶を賜りました。
ちば測協 第13回 県民講座 『地震・気象・未来』
講演内容
●生演奏
和演奏女子楽団ウーマンオーケストラによる生演奏

●第1部 基調講演「リモートセンシングデータを利用した地震予測の科学的方法」
講師:JESEA・(株)地震科学探査機構 名誉会長 村井 俊治 氏




GPSや気象状況等、全国の遠隔地から送られてくる各種データ(リモートセンシングデータ)の変動から地震の前兆現象を察知し、地震発生を予測する手法についてご講演をいただきました。太陽活動や宇宙の天体運動もが地震を誘発する一因であることをご提唱され、「ひとりでも多くの命を救いたい」との信念のもと、独自の地震予測アプリを配信することで防災・減災に日々ご尽力されていることが伺えました。
●第2部 特別講演「近年の気候変動への対応 -災害と防災情報の活用- 」
講師:気象予報士 ・女優 半井 小絵 氏




気象予報士というお立場から、天気図の見方や気象用語の意味などについて、クイズを織り交ぜながらご講演いただきました。近年頻発する線状降水帯の発生メカニズムや、注意報・警報についての正しい知識など、気象情報を正しく理解し、上手に活用する方法について学ぶことができました。また、阪神大震災でご自身が被災された経験を踏まえながら、災害を風化させないことの大切さについても語られました。

会場には280名もの方々がお越しくださいました。多数の皆さまのご来場、誠にありがとうございました。